ロケハンへ行こう_パステル画のための風景探し

パステル画

絵を描くには被写体が必要だ。
何を描いているのかわからないような抽象画にも
モチーフのようなものは存在すると思う。
僕が描いているのは風景画なので
当然その対象となる風景が必要になる。

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「描きたい」は予測できない

ではどんな風景がいいのかとなると
どこでもいいけれど、何でもいいわけではない
ということになると思う。

例えばこんな絵はどれも家から歩いていけるところ
ばかりだけれど、僕がこの光景を見た位置から
ほんのちょっとでも移動した場所では、
「描きたい」とも何とも思っていなかったりする。

また、
歩きながら何枚も写真を撮って
その時は何かを感じていたはずでも
あとで写真をまとめて見返していると
「なんか違う」
となって結局描かなかったりすることも多い。

なかなかうまくいかないけれど、
少なくとも自分の目に留まる何かがなければ
「描いてみようか」
という気にはならないものだ。

どこがどう目に留まるものか
自分には全く予想がつかないのだが
スマホを持ち歩いているおかげで
常にカメラの用意ができている。
実際に僕は写真を撮って、それを見ながら
描いていくのでカメラは必須である。
しかしスマホのカメラで十分でもある。

ゆっくり行こう

そしてとにかく歩く。
あるいは自転車を走らせる。
スピードは緩めにゆっくりと進む。
いいおっさんが辺りをキョロキョロしながら
散歩しているような姿はもしかしたら
怪しげな人に見えているかもしれない。
しかし急いで通り過ぎたりすると
見つけられたはずの何かを見逃してしまう。
期待をせず、偶然の出会いを受け入れる。
何かを感じたら、足を止める。
場合によっては引き返す。
きた道をふり返ってみる。
見る角度がちょっと変わっただけで、
見えるものがまるで違ってくることも多い。

旅先ではレンタサイクルが便利

最近はちょっとした旅行でも、
観光に力を入れている土地ならばだいたい
レンタサイクルが利用できる。
これは僕のような意図があって土地を訪れる者には
かなりありがたいものだ。
公共交通機関で現地に行ける気軽さの上、
小回りの利く足があれば風景散策には大きな武器になる。
車で走っていては入り込めないところにも
ほいほい入っていけるのがいい。
もともと計画通りに行動するのが苦手で
行き当たりばったりな動きをしてしまうので
まさに僕にはぴったりのシステムだ。
これも時代に感謝である。

調子に行った時には駅舎の中にレンタサイクルの受付があった。
その土地の観光協会みたいなところが運営していることが多いかもしれない。
電動アシスト付きの自転車もよくあるので
体力の自信がない人にもおすすめできる。
一度たっぷり調べてみたい。

そのうちロケハンの記録がてらに
旅レポでもやってみようかと思う。

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