読んだ本は知識に変わったか

インプット
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

どうも、まともなペンネームを決めようとおもいつつ
いつまで経っても決められなくて困ってます。
ちなみに”cokoly”というのは語源が「肩こり」だったりします。
どうでもいいか。

最近になって読書スピードが飛躍的に上がり、乱読に近い状態で
あれこれと読み漁る日々なのですが、大量に読むことであらためて
疑問に感じたことがありました。

結論から言うと

「本の内容は一回分解して自分で積み直さないとちゃんと理解できたことにならない」

という話になります。

スポンサーリンク

読んだ本は、その内容は、その後あたまに残っているか?

本を読み終わった後、
「いいことがいっぱい書いてあったはずだけどうまく思い出せない」
「読んだときは、なるほど! と思ったけどその後すぐ忘れてしまった」
ということはないでしょうか。

小説や絵本のようなストーリーがあるものは、感情を刺激する分だけ頭に残りやすいと思えますし
気になったシーンや好きなキャラクターが発見できたらそれで幸せになったりして、
つまるところ目的や目標ありきで読んだりはしないと思います。
(物書きさんたちは別にして)
だからそういうものは省くとして。

何かしらの知識を得ることを目的として読んだものが
その後も脳に記憶され続けるかどうか、実は曖昧になってはないかと
思ってしまったわけです。

僕の場合、
本を読んで、ブログに書いて、というこのブログ活動において
一連の流れが作業的になってしまい、
肝心の読書の成果が実っていないのではないか
作業自体が目的化してはいないか
自分自身にそんな疑問が湧いたんですねー。

また別のパターンでは
図書館で借りた本をついつい積ん読してしまい、
返却日ギリギリになって手をつけた結果
字面を追うだけで内容が頭に残らない。
なんてことも過去何度かあった。

本=情報+余分なもの

読書というのは結局のところ知識欲に準じた行動なわけですが
そのニーズを満たすために誰かが筆を取るわけです。(「筆を取る」はもう死語か?)
もしくは純粋に印税目当てで潜在的な市場に突き刺さるテーマをねらって
誰かが筆を取るわけです。

そして本を出す、出版するまでの過程には大抵の場合
「編集の手」が加わります。
見出しには余分なものと書きましたが、主に
・読みやすさの工夫
・文字数or頁数
というものになると思います。

文字数or頁数というのは、ひとことで言えば
「大人の都合」です。
特に専門書に一歩片足突っ込んでる一般書などでは
著者の自伝的な活動記録が多くの頁を占めるもの
ただひたすらに指定の原稿枚数を達成させるための文章など
冗長な部分が多い。
読む側にしてみればいらない情報であることがままある。

読みやすさの工夫、というのは
例えば著者が執筆に慣れてない場合、もしくは文才がない人だった時
支離滅裂な文章では商品にならないので担当の編集者が
ガッツリ手を加える場合に生じるものです。
例えば本の導入部分。
読み手の意識を引き込むために
「こんなことで困ったことないですか?/悩んでませんか?」
みたいなことを加えるわけです。
(ライティングの基礎的なはなし)

たしかにその部分があるかないかでその本の読みやすさは
まったく違ってきます。
ただし、じゃあ自分が欲しい情報かっていうと、

「最終的には邪魔な部分になってしまう」

のです。
それらは人の心理に訴えるためにくわえられた部分なので
その本が主として伝えたい事とは流れが違う。
なので、読み終わって振り返った時に情報が系統立っていないため
頭がまとまっていなかったりする。
何かいろいろいい情報があったはずだけど
もやもやしてる。
それはこの余分な情報が邪魔してるからなんです。

本は読みやすくするために情報を編集しています。
それは情報をそのまま載せると脳を刺激しない。
つまり、つまらないからそうするのです。
堅苦しい専門用語だらけの論文をすき好んで読むのかってことです。

読書を生きた情報にするために必要なこと

せっかく手にした有益な情報なので生かしたいですよね。
僕が考えるポイントは

  • 本の構成を読み取り余分なものを省く
  • マインドマップで情報を再構成する

の2点です。

構成を読み取るためには全体を俯瞰する視点が必要かと思います。
これは速読法を身につけることによって可能。
高速→中速→低速 とスピードを変えて何周かするのがいいです。
↓過去の関連記事

マインドマップはもはやビジネスマンの基本スキルになってしまった
かと思われますが上記記事で紹介しているフォトリーディング本にも記載あります。
簡単にいうと「脳の記憶の仕組みに近いメモの取り方」ですかね。

↓ マインドマップ関連書籍

新版 ザ・マインドマップ(R)

マインドマップ 最強の教科書 (ShoPro Books)

それではこの辺で。
おやすみなさい〜

こちらのサイト(カクヨム)で小説を公開しています。
Twitterもやってますのでよかったらフォローしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました