やる気スイッチを見失う

こころの面
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

最近しょっちゅうやる気がなくなる。
自宅から出ない時間が長くなり、気を発散させる場がないからだろう。
コロナのおかげで同じような境遇に陥ってるひとも多いのではないか。
少なくとも私はきっつい。

気晴らしにゲームに勤しんでみたりNetflixで海外ドラマにはまってみたり
料理をしたり読書をしたりいろんなことをやってみてはいるのだが
気がつくと頭の中がどんよりとして重い感じがする。

何か意味のあることをしようと思ってやる気スイッチの押し方だとか
中年男性がかかりやすいという「上昇停止症候群」
というものについても調べてはみたものの、結局頭が重い。

はっきり言って、意味のあることをしたくもない。
これは怠慢なのだろうか。
いい加減何かがしたい、という気持ちはあるので怠慢というのも違うと思われ、さてそう思うのは自己弁護かごまかしか、という訳のわからない疑心に駆られるという疑心のループに陥るのである。

めんどくせえなあ、もう。
気分としてはこれである↓

高橋優 「ボーリング」

熱唱したい。
ちなみに前職の飲み会の席などでこれを歌うと「え、責任者が?」と一部のスタッフに呆れられたのはここだけの話だ。

先ほどあげた「上昇停止症候群」というのは、主に40〜50代の
男性にみられるそうで、出世の見込みがなさそうだったり
成果が出ずに向上心を満たせない状態になってしまった人が
ある日突然やる気をなくして抜け殻みたいになってしまうことのようだ。
この状態を解決するためにはもう、人生を見直す好機と捉えて
その後の生活を見直すのが良いと、いろいろ調べた結果である。

さて、ウィルス蔓延るこの時代、こんなもの当てはまらないんじゃないか
と思われてくる。うまいこと会社がリモートワークに移行したり、元々そのようにやってきたから今さらと言わんばかりに変わらない日々を過ごしている人もいるだろう。
そういう人たちはいいとして、改善もイノベーションもないような会社では
みんなが同じように苦境に陥っていくので出世の見込みだなんだという問題を遥かに通り越してしまってるのじゃないか。そうでなければみんな仲良く鬱になってしまう。
もう開き直るしかない。開き直って欲しい。
開き直りはある意味で強さである。
最終ラインの強さである。
ここから先を破られたら終わりというラインでの
背水の陣
捨身のオフサイドトラップ
その決断なのだ。

何か意味のあることをしなければと
今日は朝から農業についていろいろ調べていた。
リモートワークが浸透したら、いずれ東京人口は減るだろう。
人々は家賃の安い田舎に住み始め(すでにその動きはある)
通勤に使っていた時間を家族と過ごし、自給自足の生活を始める。
その時農業は副業の選択肢になるだろう。
あるいは本業と入れ替わることもあるかもしれない。
そんな大雑把なことを考えて農業の可能性を見たのである。
ちなみにあの3.11の時もだいたい同じことを考えていたが
あの時は特に何も調べなかった。
他に頭がいっぱいになることがあったからだ。
状況はあの時と対して差がないのにこのテンションの低さはどういうことなのだ。

しかしまあ無収入のまま2ヶ月も家に引きこもっているので無理はないかもしれない。いずれ金は尽きる。役所にあれこれ相談もしているがハロワも閉鎖で失業保険はどうなるのかも不明である。ここまで先の見えない状況はこれまでなかった。

そう、仕事がないのだ。
だからこそ、コリコリとこのようにブログを書いている。
どうしていいか分からんのである。
もともと、3月の退職前に副業として始めてはいたことだが流石にコロナは想定外だ。
よってこの記事は純粋に自分のために書いている。
何かやらねばという自分の焦りを解消するために、己の内面を吐露するために、そうして自分の状態を少しでも理解するために。ストレス発散のために。
仕事をしたい。収入が欲しい。
人に会いたい。話がしたい。

他者をこんなに求めたことは過去にない。孤独は自分の友であった。
自分の中に変化を感じる。
少なくともこの変化はコロナによって自分に生み出されたものと言える。
この新たに生まれたものに対して、扱いを持て余している状況である。


本文と関係なくなってしまったが欲しい本に追加したものを3つ。

図解 マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣

やる気が上がる8つのスイッチ

完全版 仏教「超」入門

今んとこマインぢフルネスすらめんどくさい。
それでは。

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